いとひろ鍼灸院 ブログ

こんにちは、いとひろ鍼灸院　伊東です。

記念すべきブログ第一号は、鍼灸院のホームページを見るとたいてい書いてある

「妊娠しやすい身体づくり」

「体を整える」

これってどういう意味なんだろうって思ったことはありませんか？

その疑問にお答えするべく、

不妊治療を例にあげて説明していきたいと思います。

不妊治療には薬の使用はつきもの。

飲み薬や注射など形は変われど、ほぼ必ず排卵誘発剤や黄体ホルモン剤など女性ホルモン剤を使用します。

これを農作業に例えると、

採卵個数（収穫量）を増やすためだけではなく、

子宮内膜を厚くしたり、着床しやすい状態にするために使われます。

つまり、卵巣や子宮という体の一部分のパフォーマンスを上げるための

「本来持つ力にプラスαする医療」が西洋医学（不妊治療）です。

では、東洋医学はどうかというと、

東洋医学は、体の一部分や生殖器系というシステムではなく、「あなた」という人間の心と体全体をフォーカスする医療です。

これを同じく農作業で例えると、

土台の土が適した状態でなければ、そもそも作物が上手く育ちません。

そんな状態で肥料や水をたくさんあげても、収穫量を増やすどころか根腐りなどを起こして逆効果になってしまいます。

建物も同じ。

一番大事なのは基礎（土台）です。

人間の生殖機能はオプションです。

あなたという土台の心と体が何らかの理由で妊娠に適さない場合、妊娠への扉は開いてくれません。

「妊娠」は、心身の健康があってこそ叶う

東洋医学では、そう考えます。

土台となる「あなたの心と体」を鍼灸で整え、

不妊治療が成功する身体づくりをする

遠回りなように見えて、これが結果として

「最短の妊娠」につながると当院では考えています。

長引く妊活に疲れている人こそ、東洋医学の力をお試しいただきたいです。

どうぞ、お気軽にお問合せください。